読書記録③チョコレート・アンダーグラウンド

日常

クリスマスが終わると、一気にお正月準備の雰囲気になりますね。

デパートは昨日までクリスマス仕様だったのに、一夜にして雅なお正月の飾りつけ。

いつも思うのですが、デパートってキラキラして楽しいけど、

働いている方々は大変だろうなと思います。

裏は見ちゃいけないんだろうけど、ちょっと覗いてみたい感じ…。

さて、今日の本はアレックス・シアラー著の、「チョコレート・アンダーグラウンド」です。

現代のとある国。健康第一を掲げる政党が政権を握った為、チョコレートが禁止されてしまう…。

それに異を唱えるハントリーとスマッジャーがチョコレートを取り戻す為に立ち上がる!

ざっとあらすじ的にはこのような話でテンポも読後感もよく、楽しく読んだのですが、

少し怖さを感じる部分がありました。

それはあとがきにあった、「これがもしチョコレートじゃなかったら?」という言葉。

例えば「自由」とか。

無関心や無知が自分たちの「自由」を脅かしているのだとしたら。

それってとても怖い事だと思います。

甘くてスリルがあって爽快な楽しい本ですが、実は大事な示唆に富んだ一冊だと感じます。

もちろん、チョコレートも食べたくなりますけどね(笑)

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